大学院を退学しました
2年と半年の間在籍した大学院を中途退学しました。
大学院というのは“大学の学部課程の上に設けられ[…]学術の理論および応用を教育研究し、文化の進展に寄与することを目的とするもの”(Wikipedia より)であって、中途退学というのは文化の進展に寄与できなかった愚か者がドロップアウトすることです。
愚かだなあ、文化の進展に寄与できないなあ、と思いながらいたずらにモラトリアムを延長しても得るものはないし各方面にご迷惑をかけどおしだしろくなことがありません。もっと早くに進退の決断をすべきでした。ずるずると中途半端なままここまで来てしまいました。
中途半端といえば2年半という期間もまことに中途半端です。2年目の終わりに修士論文をどうしても出せないぞウオオーンとのたうちまわった挙句、3年目の前半は休学して後半を論文執筆にあてることにしたのですが、休学中は節目の日にゆゆ式第1話を見られなくて慟哭したり終わりゆくゆゆ式を140文字にまとめたりするのに忙しく、また残りの期間もゆゆ式ファンブックの裏の文字を解読したものを原作者にRTされて舞い上がって首席を自称したりpixiv でフォローされて舞い上がってわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッと叫んだりとおおよそゆゆ式のことばかりを考えていた結果真っ白な TeX ファイルだけが後に残ったわけです。
折りしもコピペで博士論文を通した人が話題になっていて俺も汚い手を使っておけばよかったと歯噛みしたりもしましたが、まあ人生に汚点を残すよりは欠点に留めておいたほうがよかろうということで、都合7年間お世話になった学び舎を、大学の場合学び舎っていうんですかね、去ることにしたという次第でした。
今後の進路についてはなんとかなるんじゃないかと思います。ウィッシュリストを貼っておきますのでうまいことアレしていただけると立ち直りと社会復帰が早まります。よろしくお願いします。だいたい東京にいるのでビールもおごってください。重ねてお願い申し上げます。
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